ボランティア。最高な時間をありがとう!
私は6年間、ボランティアをやっていた。
当時はボランティアとは思っていなかったが現場を離れた今
良いボランティアをやったなーと思う。
長男が小学一年生になったとき友人に誘われてサッカーを始めた。
それとほぼ同時にサッカー未経験者ながら私もコーチとして入団した。
このチームは保護者がコーチ、運営を行ういわゆるボランティアチームだ。
私はかなりの人見知りだ。ほかのお父さんコーチと上手くやっていけるか
とても不安だった。しかし、そんなことよりも長男と一緒に練習場、試合
に行きたかった思いが強くコーチになった。
一年もするとお父さんコーチはフレンドリー且つ人格的に優秀な人たちしかいなかった
ためすぐに仲良くなれた。それはお母さんたちも同じだった。
長男はというと不器用そのままサッカーにでていてまともに見ていられなかった。
約30人の子供たちがいつ中で、長男は一番下の三軍。ある大会で一軍、二軍が
トロフィー、メダルをもらい三軍は一勝もできなかった。
そのときの、長男の写真をみて私はすごく切なくなった。
次の日、私は妻に長男をチームで一番うまくする!と宣言しました。
かなり無理やりだったが毎日、15分朝錬をおこない夜は部屋の中でボールコントロールの練習。庭にはサッカー練習用のネットを張り。私もひたすらジュニアサッカー練習方法などの本を読みまくった。
サッカー三昧の毎日をずっと送っていた。三年生になるころには一軍に入りスーパーサブと呼ばれていた。
捻挫、骨折などのケガが多かった4年生
五年生になると一軍のレギュラーになって、チームも強豪チーム以外にはほぼ負けない
強いチームとなっていった。
六年生での大会で柏レイソルに敗れたけど、ボランティアチームの結果としては素晴らしい成績だと思う。
コーチの私は4級審判になり数々の試合で笛を吹き、フラッグをあげた。
一番印象的だったのは初めてピッチの中に入ったときの、子供たちの息遣い、足音がものすごい臨場感で驚いたのを覚えている。
真剣にサッカーをする子供たちに公平なジャッジをすること、これは大人でも一瞬も油断せずに真剣におこなわなければいけない。
この審判でも勉強させられたことは無数にあった。
コーチたちとは毎週練習で何時間もともにし、同じ車で試合会場までいき、たまに飲み会をしてとても楽しい時間だった。みんなサッカーが大好きで、自分の息子以外の選手が大好きで最高のコーチたちだった。
私は大人になってからこんな出会いがあり、こんなに仲良くなれることがあるなんて想像もしていなかった。それもこれも長男がこのチームを選び6年間しっかり続けてくれたおかげだと実感する。
あっという間の六年間、最高な出会い、時間をありがとう!