書評ー悪童日記を読んで
最近、フィクションの小説は読まなかった。真実じゃない作者の頭の中で創造されたものを読むのが嫌だったから。
かといって本当に楽しく読めるノンフィクションも少ない。なのでネットで検索して楽しかった小説ナンバーワンの悪童日記を読んでみた。
第一印象は…
へ?本当にナンバーワン?
この小説ナンバーワンっていうのは一個人の評価じゃない?と思いました。
ただ、つまらなくはないけどピュアオジさん私にはちょっとグロテスクな表現が多く子供に勧められるような内容ではなかった。戦時中のリアルな出来事は知る必要があるとは思うが。
この悪童日記は
重いテーマを含んだ設定になっている。
悪童なる2人の少年が第二次世界大戦の過酷な状況の中、冷血にしかし純粋に生きていく物語。
死、安楽死、孤独、飢え、性行為、労働、孤独。戦争、占領、民族差別、強制収容、集団虐殺。
二十世紀中部ヨーロッパの悲劇の底辺で人間を見つめようとした作品となっている。
続編の2.3もあるので読んでみる。